2007/6/13 水曜日

東西クリニックリンパ浮腫治療センター レポート その1

Filed under: 理学療法科 — yo @ 11:37:45

理子です。(理子の「理」は理学療法の「理」です ←マメ知識)

先日理子は、学校付属の東西クリニックリンパ浮腫治療センターで、
リンパ浮腫の治療を見学させてもらいました。
今日から3回に分けて、その様子をレポートします。
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まず、リンパ浮腫について簡単にご説明しましょう。
私たちの体には、血管と同様にリンパ管が体の隅々まで通っており、
リンパ液が循環しています。
ところが癌などの治療のため、腋や鼠径部付近のリンパ節を切除すると、
リンパ液の流れが悪くなり、腕や脚のむくみとなります。
これがリンパ浮腫です。
今回は患者さんであるAさんのご了解を得て、治療を見学したり、
Aさんからお話を聞かせて頂くことができました。

Aさんが子宮がんの手術を受けたのは約20年前。
その2年後からむくみが始まり、一時は歩くこともできず、
トイレにも這って行っていたそうです。
20年近くもリンパ浮腫に苦しんでいたAさんは、
ある日大学病院でリンパ浮腫の治療について話を聞き、
治療のできる病院を紹介されました。
しかし病院での治療は入院を要するもので、
時間・費用の面からAさんは入院を諦めざるをえませんでした。
更にその病院で、通院治療が可能な東西クリニックリンパ浮腫治療センターを紹介され、
Aさんは「治るんだったら行ってみようかな。」という軽い気持ちで、
去年の9月に東西クリニックリンパ浮腫治療センターに来院されました。
治療が始まってから一週間ぐらいでAさんは確かな効果を感じるようになり、
以来、毎日通うようになりました。

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上の写真は去年の9月のAさんと、現在のAさんの状態の違いです。
Aさんご本人の継続的な努力と、東西クリニックリンパ浮腫治療センターでの
適切な治療により、ここまで回復しました。
9月時点の横からの画像は、溜まりすぎたリンパ液が肌から滲出し、
潰瘍状になるリンパ漏を患っているせいで絆創膏を貼っています。
このリンパ漏も、ようやく傷口がふさがりました。

IMG_4233s.JPG
上の画像中央部、少し赤紫色のところがリンパ漏だった部分です。

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