2019/9/24 火曜日

ドクターハートのつぶやき

Filed under: プライベート — yo @ 14:05:40

アブレーションablation 治療

福岡医療専門学校  顧問 桑木絅一(循環器専門医)

頻拍性不整脈(脈の乱れあり・なしにかかわらず、脈拍数100/分以上)には、心房細動、心房粗動、上室性頻拍症、心室頻拍、心室細動、などがあります。それ自体は無症候、無害性のものもありますが、不快な自覚症状を伴う、心不全や血栓形成、生命を脅かす危険性が大きい、など、治療を要するものもあります。

「アブレーション治療ablation」は、そのような不整脈に対する治療方法のひとつです。

各種頻拍症は、心筋のどこかに、その「発生源」や、刺激が伝わってゆく「径路」があります。アブレーション治療ablationは、非開胸下で、特殊な電極カテーテルを心臓に挿入し、それを介して高周波通電により、不整脈の発生源や、径路を、焼灼、破壊して、頻拍の発生を根絶する、あるいは、その伝道をブロックするというものです。

頻拍の発生源や、伝導路の確定には専門知識、特殊技能が必要ですが、治療に成功すれば、長期間の抗不整脈薬の服用の必要はなく、快適なQuality of Life:QOLが得られます。

頻拍性不整脈の治療法のひとつとして、選択されることも多くなってきています。

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