2019/10/18 金曜日

ドクターハートのつぶやき

Filed under: キャンパスライフ — yo @ 12:40:55

軽労作で息切れを感じる―――それは身体からの「SOS

顧問  桑木絅一(循環器専門医)

軽い労作で息切れを感ずる、それは心不全やその他の病態の初期「サイン」かもしれません。

〈息切れ〉が発見につながる主な病態としては、心不全、高血圧症、心房細動、呼吸器疾患、などがあげられます。

心不全(症状名です。病名ではありません)は、種々の心疾患にもとづいて発症する病態です。その心疾患としては、心筋梗塞などの虚血心疾患、弁膜症、拡張型心筋症、高血圧性心疾患、心房細動などの不整脈、など、日常治療の対象としている多くの心臓病です。

息切れは、呼吸器疾患や甲状腺機能亢進症、貧血など心疾患以外の全身性疾患でもよく見られます。

息切れが訴えられたとき、まず心疾患の診断を進めます。心疾患が除外されたとき、全身疾患の診断を進め、その原因を追究します。

息切れには重大な疾患が潜んでいることがあります。軽んずべからずです。

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