2021/2/12 金曜日

ドクターハートのつぶやき

Filed under: プライベート — yo @ 12:34:27

急性期脳梗塞の新しい治療法—薬物治療から血管内カテーテル治療へ

福岡医療専門学校 顧問  桑木絅一(循環器専門医)

心房細動の合併症として恐れられている脳血栓による脳梗塞の治療は、発症後なるべく早く(ガイドラインでは4.5時間以内に)t-PA等の薬剤を用いて経静脈的な血栓溶解療法を開始することがスタンダードでした。

近年、カテーテルを用いた血栓症に対する治療法(血管内治療)の発展が著しく、血栓を標的として、直接攻撃する治療法が取り入れられるようになって来ました。これにより、発症早期に、血栓を溶解、崩壊させ、血流を再開させ、さらには血管の修復さえも可能となりました。

この血管内治療は、高度のカテーテル技術、最新の放射線設備、訓練されたチーム等が必要で、発症時にそのような施設に救急搬送されるかどうか、も重要な生き延びるための要素となります。救急体制などと、総合的な体制作りが必要となります。

脳血栓症急性期治療にとって、新しい時代となりました。

HTML convert time: 0.073 sec. Powered by WordPress ME.