2021/6/23 水曜日

6/20(日)県別説明会にご来場いただきましてありがとうございました。

Filed under: オープンキャンパス・学校見学 — yo @ 15:43:26

6/20(日)県別説明会(佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島)にご参加いただきまして誠にありがとうございました。

当日は現地で本校職員の入試説明やオンラインで参加した各県出身の在校生と懇談を行いましたがいかがだったでしょうか。
入試説明はAO、推薦、一般入試のそれぞれについての説明、在校生懇談では、入試、学校生活、一人暮らし、アルバイトのことなど様々なことが聞けたのではないでしょうか。

また、今回参加できなかった方や、進路を迷っている方、オープンキャンパスをまだまだ開催しています。
この夏、是非本校のオープンキャンパスにご参加ください。

お待ちしています。
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ドクターハートのつぶやき

Filed under: 未分類 — yo @ 15:38:29

慢性冠症候群
福岡医療専門学校  顧問 桑木絅一(循環器専門医)

 急性心筋梗塞(AMI)は、冠動脈内膜の粥腫(動脈硬化症)の破綻に続く血栓形成により発症します。発症後心筋逸脱酵素や心電図変化などの経過を追って診断が確定します。その間は、急性冠症候群ACSと呼ばれ、AMI発症に準じて、冠動脈内血栓除去術、カテーテル治療(PCI)、バイパス術、などの積極的な治療が進められます。
ACSには不安定狭心症、非ST上昇型心筋梗塞、ST上昇型心筋梗塞、心臓突然死、などが含まれます。
 心筋梗塞が軽快しても、そこには、その原因となった動脈硬化病変が残っています。この残った病変に対しての適切な呼称はありませんでしたが、最近 慢性冠疾患と呼ばれています。これに対しては、待機的な、じっくり構えた治療になります。即ち、薬物治療、リハビリなど内科的なものが主体となります。勿論、カテーテル治療も行われますが、カテーテルやステントにも抗血栓性の工夫が凝らされています。
 慢性冠疾患は、ACS発症前の冠動脈病変であると考えるにとどまらず、ACS発症を警戒、予防しなければなりません。その意味で、ACS予備軍として、ひとつの疾患単位と考えるべきでしょう。

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