ドクターハートのつぶやき Vol.02
【 良い動悸、悪い動悸 】
「ドキドキドキ」と、心臓の鼓動が早く、強く感じられるとき、「動悸」と表現されることが多いようです。運動時に感じられる「動悸」が不快に感じられることはありません。これは、運動―動悸が連結しているからでしょう。
運動時に、既に次に来る動悸が予測されているからでしょう。いわば、気持ちの準備が出来ているわけです。
これは、良い動悸です。
平常時には、次の鼓動は、常に予期されています。従って、鼓動を感じないのが普通です。
予期したタイミングと違った時に、拍動が生じるとこれを胸部違和感として感じてしまいます。
それは、クッ、グニュ、などと表現されることが多いようです。また、思わずコホンと咳が出てしまうこともあるようです。（不整脈―期外収縮）
気持ちの準備のないとき、突然、心臓の鼓動が激しくなれば、違和感として、不快感が増します。（頻拍発作） これらは、悪い動悸です。
ドクターに「動悸」を伝えるときは、「動悸」という言葉より、「ドキドキドッキン」など、自身の言葉で伝えた方がその内容が伝わります。
第一回目のコラムも1月5日に掲載していますので、ぜひご覧ください(*^_^*)
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